東川暮らしの始め方

旭川空港から車で10分程度というアクセスの良さから、近年は、首都圏からも、リモートワークやワーケーションの拠点としても問い合わせが増えている東川。「移住」はまだ先、具体的には考えられないけれど東川が気になる、という方も、まずは長めの滞在から始めてみませんか? ここで過ごすあいだ、どんなWork&Lifeスタイルなら自分らしい暮らしを営むことが出来るのか、じっくり探ってみてください。

のびのび、
東川を探索する

まち歩きで「適疎(てきそ)」を実感

「適疎」という言葉をご存知ですか。東川町の松岡市郎町長が提唱している「適疎」とは、過疎でも過密でもなく適度に「疎」がある状態、都市とは違うゆとりのある空間と時間を維持する東川らしいまちづくりの指標です。まちをあちこち歩けば、どこでも大きく深呼吸ができるような、“疎”、つまり伸びやかで心地の良い間(ま)を感じることができるはずです。

北海道東川町:まち歩きで「適疎(てきそ)」を実感

大雪山系の旭岳、すぐ近くにはキトウシ山

東川町は、「日本の百名山」にも数えられる、大雪山連峰の主峰、旭岳(2,291m)の麓にあり、街なかからでも、その雄大な姿を眺めることができます。街なみの向こうにいつでも望むことのできる大雪山連峰の姿、東川ならではの美しい景観です。

冬の旭岳

冬の旭岳

また、気軽に森林浴や自然散策を楽しめるキトウシ森林公園が近くにあるのも魅力です。東京ドーム約25個分の広さがあり、スキー場やゴルフ場、セラピー牧場などもあります。キトウシ森林公園は、街なかから車で10分程度の距離にあり、東川町を一望できる眺望も魅力。ぜひ訪れてみてください。

キトウシ山からみる東川町

キトウシ山からみる東川町

大雪山の天然水が、生活の水

「鉄道、国道、上水道の3つの道がない」と言われる東川。北海道では唯一上水道がありません。ここでは、全町民が生活用水として、大雪山旭岳が何十年もかけて地下浸透させ育んだ伏流水を使っています。飲み水からお風呂の水まで、すべて天然のミネラルウォーターです。
家を建てるときはホームポンプを設置する必要がありますが、まずは滞在時においしい水をどうぞ。

ミネラル豊富な大雪山からの雪解け水で育った東川米

「東川の景色」として思い浮かぶのは、まず旭岳、そして広大な「水田」の風景ではないでしょうか。空を写す水面が美しい田植えのシーズンから、新緑の初夏、金色の秋、白銀の冬、と四季折々に色を変える田園風景に惹かれて、東川に移住を決めた、という方もいらっしゃいます。そして、大雪山からのミネラル分豊富な雪解け水で育った、「東川米ゆめぴりか」の美味しさ!(日本穀物検定協会による米の食味ランキングで、最高ランクの「特A」を9年連続で獲得) 日々目にする美しい景観から生まれる糧がそのまま毎日の食卓へ。そんな贅沢なご飯も、東川に暮らす一つの魅力と言えるでしょう。

仕事を持ち込んで、
長期滞在をしてみる

東京・羽田空港からのアクセスが良い東川町では、リモートワークやワーケーションの拠点として、二拠点居住を検討される方が増えています。有名観光地ではないため宿泊施設はそれほど多くはありませんが、キッチン付きのペンションや一棟貸しの宿、リノベーションした一軒家など、長期滞在が可能な施設が点在しています。

長く滞在することができる宿泊施設

適疎ワーキング

東川町では令和3年度から、「適疎ワーキング」を提唱し、公共施設のフリーアドレス型デスクの通信環境・ワークスペースなどの環境整備などを進めています。「適疎」な環境で働く場・リフレッシュする場・仲間と談話する場の日常を実現するため、町内の既存3施設の、テレワーク施設への改修や、WEB予約もできるデータベースの構築などが計画されています。また、コワーキングスペースやFree-wifiスポットも増えており、より自由な働き方ができるようになっています。

コワーキングスペース

コワーキングスペースは、移住前のワーケーションや長期旅行時にも、気軽に活用できますし、移住して東川住民となってからも、家から離れて仕事に勉強に集中したいとき、自分のための時間を持ちたい時など、いつでも活用したい空間です。

せんとぴゅあⅡ

せんとぴゅあ Ⅱ

電源やWi-Fiが無料で使えるデスクスペースが充実しています。席が窓際に面している席が多く、ガラス越しに芝生が見え、開放感があります。
予約不要。飲食可。定休日なし。(会議室等は有料)


東川町文化ギャラリー(ラウンジ)

ロビーで町内のカフェのコーヒーを購入して、持ち込みもOK。
予約不要・利用料無料。Wi-Fi利用可。
撮影も可能なスタジオレンタルと、ギャラリーの利用は要申込みです。
町民になれば、レンタルの使用料金は半額になります。


ギャラリーZEN

1Fにカフェがあるのでパスタやスープなど食事をしながら利用できます。
ドリンク1杯のご注文でご利用可能です。
電源、Wi-Fi無料。


free wifiを使えるスポット

  • 東川町役場
  • 東川町文化ギャラリー
  • 東川町農村環境改善センター
  • 東川町物産センター(キトウシ森林公園家族旅行村内)
  • 旭岳ビジターセンター(大雪山国立公園旭岳温泉)

(2021年6月現在。まちの中は徐々に増える計画です。)

東川のインターネット環境

NTT回線か、旭川ケーブルテレビポテトのサービスが利用できるので、東川町内で、光回線を利用できない地域は今のところありません。インターネット通信が欠かせないお仕事でも、特に制限なく住まい選びができます。

助成・支援制度を
チェックする

実際に、東川への移住へ向けて、動き始めている方は、一般向け・事業者向けにそれぞれ、色々な支援制度が設けられていますので、こちらもチェックすると良いでしょう。
住まいに関する助成も多く、起業家支援制度もあります。

地域のコミュニティを
知る・参加する

東川町複合交流施設「せんとぴゅあ」

コミュニティカフェや誰でも自由に利用できるラウンジ、東川の家具が配置された図書スペース「ほんの森」など、滞在中の方も住民も利用できるスペースがまちの中心部に充実しています。

図書スペースの「こどもコーナー」では定期的におはなしの会が開催され気軽に参加できます。また、体験教室やイベントなど様々な催し物が、このせんとぴゅあで開催されるので、見たり体験したり、そこに集まった人と人とを繋ぐ交流の場にもなっています。

地域コミュニティの起点となる小学校 

東川町には4つの小学校があり、2014年に移転・新築された平屋建ての「東川小学校」が最も大きい小学校です。オープン教室が270mもある廊下でつながっていて、給食もガラス張りの開放的なランチルームで、他学年が一緒に、地元の食材をふんだんに使ったメニューを食べているそうです。

周囲の敷地は全体で16ヘクタールあり、芝生広場、水田、体験農園、果樹園等も隣接していて、様々な課外活動に活用されています。こんな小学校に通いたかった!とよく話題になります。

東川小学校
東川小学校

東川小学校

東川第一、第二、第三小学校のエリアや環境を選ばれるご家族もいて、子供が通っていなくても地域住民が参加する行事があるなど、それぞれが各地域のコミュニティの基盤となるような重要な役割を果たしています。

小学校に隣接する幼児センター

共働きの方もそうでない方も利用できる幼保一体型の幼児センター〝ももんがの家〟。
東川小学校と連携するプログラムがあったり、ALTによる楽しい英語の授業があるなど、幼保混合クラスで様々な取り組みや行事が行われています。同じ施設内には子育て支援センターもあり、入園する前の乳幼児が親子で遊びに行くことができます。
移住してまだ知り合いがいない、同じ年頃の子と触れ合う機会をつくりたい、という方はぜひ訪ねてみてください。交流の場としても子育てなどの悩みを相談する場としても利用したい場所です。

町内会

東川町は人口8,000人程度の小さな町で、顔の見える町づくりを目指しています。移住したら町内会に参加しましょう。 地域の情報収集に役立つのはもちろん、運動会などイベントを通して先輩移住者と出会い親しくなる機会もあります。

各種情報はここから
ダウンロード

東川町を紹介するパンフレットは、観光協会のダウンロードページでご覧いただけます。

道の駅 ひがしかわ「道草館」で配布されている、手書き地図もここでダウンロードできますし、ロードマップやWorkation Guide(ワーケーション情報)、東川町オフィシャルガイドなども、まとめて見ることができます。一番下の"東川町関連"のパンフレットも、新しい情報が載っています。

手元に置きながら、滞在する場所や暮らす場所に思いを巡らせてみては?

東川の相談窓口

町役場には、移住者に向けた相談窓口があります。
私たち「東川マチトモリト不動産」も、住まい探しをお手伝いいたします。

東川町役場 定住促進課住まい室

〒071-1492 北海道上川郡東川町東町1-16-1 東川町役場内

東川マチトモリト不動産

〒071-1423 北海道上川郡東川町東町2-5-5
TEL :0166-76-1355

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